読書日記

忘れないように

ブルーもしくはブルー/山本文緒

大学の図書館の特集が、恋愛小説特集だった。恋愛小説特集で、風と共に去りぬがずらっと並んでいるのはセンスがいいなと思った。スカーレットオハラの情熱的な恋と行動力、ええとこの娘のくせに男勝り、私はすごく好きです。ただ、カタカナの名前が嫌いで三巻四巻あたりで挫折したまま。もう一度挑戦するか。
 で、前の川上弘美さんのおめでとうと、この本を借りた。表紙がこの通り綺麗な青だったので、思わず。
 あの時ああすればよかった。そういう経験は誰しもあるはず。人生の岐路で悩み過ぎた結果、もう一人の自分を生み出してしまった蒼子という女性のお話。たまたま福岡にきた蒼子は、横断歩道で わ自分とそっくりの女性に会います。彼女は幼少時の記憶や初恋の人まで同じ、そっくりそのままのもう一人の自分でした。どうやらこの男か、あの男か、どちらと結婚するか、めっちゃ迷ったときにもう一人の自分を生み出してしまったよう。男1と結婚した東京の蒼子と、男2と結婚した福岡の蒼子と生活を交換することに、うんぬんかんぬん。
 
やっぱりお互い欲が出て最後らへんのどろどろ感すごかった。