読書日記

しがない元・情報大学院生女子、現・企業研究者の日記

十月二日 (月) 晴れ 怖い夢

 昨日に引き続き、とても怖い夢を見てはっと目が覚めた。午前五時だった。ベッドにあるサメやブタ、くまモンをぎゅっと抱きかかえた。私と私の家族が戦争に行く夢だった。スマートフォンでニュースを見ると、ロシアの動員令について報じていた。そんなイメージの夢だった。轟々となにか燃えていた。ベランダでアイスを食べて、もう一度寝たけど今度は論文を書く夢を見て、あまり眠れなかった。こういうとき、独りが辛くなる。幼い頃に書いていた小説では、"誰かに言ってほしいこと"を、登場人物に言わせていたことをふと思い出した。そうしてみようかしら、とくまモンを抱きながら思った。


 英会話Bを九時から一時間みっちり受けた。今回は発音指導の授業を予約した。英語はどんどん音が繋がって面白い。waterが正しく言えなくて、授業を受けたあと、「water、water、water…… 」とつぶやいた。こればかりは繰り返すしかない。教えてもらいながら、画面の中の先生に元気をもらっている気がする。いつか一ヶ月くらい休みをとって、現地校で英語を習いたい。


 昼に予約した英会話Aまでの時間、散歩をした。川べりの道に、写生グループらしい方々が絵を描いていた。その中に、水彩を使って、鮮やかに木々の彩りを描いているおじいさんがいた。素敵な絵だった。話しかけてみたかったけど、自重した。英語だったら話せそうな気がするけど、日本語だったら恥ずかしくなるのはなぜなのだろう。金木犀が香り、トンボがたくさん飛んでいた。会社にこもっている間にこんなに秋めいていたのか、知らなかった。消耗品を買い、新しくできたハンバーガー屋さんで、和牛のハンバーガーをテイクアウトした。肉々しくて美味しかった。そのあと、英会話Aで短い授業を受け、論文を書くために自習室へ行った。しかしながら、論文はパッと書けず,ウダウダと考えて帰宅。ロジックから立て直さないといけない。夕ご飯にお好み焼きを焼いたけど、マヨネーズと鰹節がなくて残念なお好み焼きになった。