読書日記

しがない元・情報大学院生女子、現・企業研究者の日記

 四月二十五日 水曜日

 四月二十五日 水曜日
 未来日記
 明日こそやり残した研究をする。

 

 現実日記
 胸騒ぎがする変な夢を見て、九時半ごろまで寝ていた。いつも通りに寝坊して、いつも通りに布団から会社端末にログインする怠惰さ。チーム定例に出て、土日に行った学会について簡単に紹介したりした。午後からは出社したが、雨がざざぶりで、足元がびしょ濡れになった。
 ここのところ暑いのか寒いのかわからない日々が続いている。今日の気温なんて、春なのか冬なのかというと冬で、冷たい雨でより寒々しく感じる。曖昧な天気が続いていて、もうすぐゴールデンウィークであることを忘れてしまう。そんな曖昧な日々に刺激を与えてくれるものが仕事しかなく、虚しい気持ちになる。Twitterはなんか苦手だし、こうやって日記を書くくらいが丁度いいのだと思う。
 午後は分析作業の続きをしたけれど、数値が入るべきカラムに謎の文字列が含まれていた。それを取り除くために正規表現を書いたり、置換したりするのだけど、なかなかうまく行かなかった。結局終わったのは二十時頃で、へとへとになる。帰って適当にご飯を食べていると、虚しさでキュッとなる。この分析が外に繋がらなくて、もどかしい。何も世界が良くならないことが、もどかしい。プライベートを犠牲にした成果がこれならば、他の人生があったのかな、なんて思う。子を産んだほうが文字通り生産的だったのかもしれない。
 こんな風にうだうた考えても仕方がなくて、結局は寝てしまうけれど、あまり良い気の巡りではないことは事実である。二次創作も出来ずに四月が終わってしまう。