読書日記

しがない元・情報大学院生女子、現・企業研究者の日記

四月二十二日、二十三日 学会

四月二十二日 土曜日
 未来日記
 明日は朝から学会だから早く起きねばならぬ。

 現実日記
 六時半に起きたから許容範囲ではあった。少し遅刻してしまうけど。土曜日だから電車の中で論文書けるかなと思ったけど、七割程度の乗車率であった。片側だけに立ってる人が固まっているな、と思ったらその片側に途中駅で降りる高校生たちが座っていて、納得した。この時間の電車に乗るのは、久々で大きなカバンを持った野球部員が乗ってきたり、座ってる人は大体眠っていたりして、私もこの時間に起きた時期があったな、と思った。
 休日出勤で学会に行った。スーツ姿でウロウロして、研究と関連するセッションを聞いて回った。こんな風にリアル開催になったのは最近のことで、会場移動をセッション間でしなければならない。それが結構辛かった。
 帰り道に好きなアイドルのライブに行く。辺鄙な場所で電車の乗り換えを三回くらい間違えて、三十分遅れて入場してしまった。何度も行くかどうか迷ったけど、せっかくチケットを取ったのだからと何度も奮い立たせた。舞台に立つ彼らはキラキラしていて、その姿と自分を比較して少しだけ落ち込む。その眩しすぎるくらいの光が、自分に影を作って、自覚し、私も負けないように頑張ろうと思った。学会のホールで感じたこと、学会のホールよりも小さな箱で感じること、それぞれがリンクして自分を見つめ直す機会になった。
 自主企画のイベントのアカウントを動かして日程調整を掛ける。これは先週上司に言われた「自分の仕事を増やすこと」なんだろうな、と思いつつ、この活動は続けたほうがいいような気がしている。

 

 四月二十三日 日曜日
 未来日記
 8時からのセッションを聞くために、6時に起きる

 現実日記
 六時十五分起床なら許容範囲か。ぼやぼやの頭でスーツに着替えて出勤。今日は〇〇先生の講演と××先生の講演を聞く予定でとても楽しみ。データ分析のセッションも、〇〇関連でめちゃくちゃ研究されてた××先生の話も聞けるのが楽しみである。残りの企業展示もみなければ……。学会はやっぱり同人誌即売会みたいで、あれもこれもとワクワクする。だから今年もイベントをやると決意してしまった。こんな新しい話があるの、こんな風に分析して活用するの、あの人が目の前にいる、みたいなワクワク感にクラクラする。自分もその舞台に立てるようにするためには、業績が必要で、論文を書かなければならない。なのにスランプで、Twitterで知り合いたちの採択論文を知るのも嫌だった。そう思うとしばらくTwitter開けたくないな、という気持ちになってしまった。調子が悪い時はどうしても外界を遮断してしまう。
 学会帰りにゲームセンターにあるパペットマペットのプライズを取りに行く。なかなか取れない形状で四苦八苦したが、三店舗目で取れそうな仕組みに出会ってなんとか取れた。妹が至極欲しがっていたので良かった。

 

 

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写真は先に取れたげんきなうしくん。