読書日記

しがない元・情報大学院生女子、現・企業研究者の日記

三月二十八日 火曜日

三月二十八日 火曜日
 未来日記
 明日こそ査読対応する

 現実日記
 朝起きたら九時だった。九時くらいに起きるのが普通になって、日常になってしまった。とりあえず会社のシステムにログインして、化粧をする。今日は雨なので、外出するのがだるい。ワックスでいつもより硬めにアホ毛を固める。
 会社のシステムの更改があってなかなか面倒である。色々めんどくさいなと思って語気を強めに言ってしまい、反省をする。大学に行く準備をしながら、ラビットを見る。研究を仕事にしているけど、その方針を上の人がなかなか面倒見てくれなくて、宙に浮いているような感じである。案件処理班として、存在しているようでもあり、論文や特許を書かなければ、私のキャリアに対して利益は出ないだろう。そんな案件であっても、今までの人生で一番自由で、生き方に迷ってしまう。私のわがままにならないか、常に気をつけながら淡々と働くようにしなければ、何かに気持ちが引きづられそうだった。とりあえず特許は起票した。もう一つのアイデアも、請求項がかけたら起票しようと思う。私はこの技術欲しいから、特許データベースでなさそうだったら上げてしまおう。
 大学で書類を出して、パソコンのセットアップをして必要なデータを確認して、再投稿先の国際会議を決めた。いろんなことを考えながら、どこか小説が書きたい気持ちがゆらゆらしていた。
 夜は友人とご飯を食べた。いろんな世間話の中に出てくる人間性に思わず笑ってしまう。タクシーがなかなか捕まらなくて困った。花見客でタクシーも大忙しらしい。大学構内の桜はまだ咲いていて、儚げに漂っていた。焼肉を食べながら、初めて生ビールを飲んだ。普段1人でご飯を食べるから、お酒は飲まないようになっていた。みんなでご飯食べたら美味しいなぁと思いつつ、席的に人に肉を焼かせることになって申し訳なかった。鈍臭いから焼かなくていいという気持ちが楽だったけど。
 帰り道に論文の書き方を考えていた。chatGBTが出てから潮目が変わっていて、AIの提案を人間が受け入れるような世間になってきた。きっとこの研究も、その流れに乗れるんじゃないかと、少しだけ期待した。今週中に直して、共著の先生にお見せしたいと思う。久しぶりに酔っ払いなので、帰りにサーティワンでアイスを食べた。帰ったら資格の勉強をしよう。今週はオンタイムで日記を書くことができたので嬉しい。この調子で未来日記通りの生活をしてみたい。