読書日記

しがない元・情報大学院生女子、現・企業研究者の日記

2023/01/03

2023/01/03
 正月最後の日も寝坊して、もうどうしようもないやつだ。昨日よりもやる気がマシだった。そして、実家にこれ以上いるべきではないと思っていた。イヌと一緒に4キロくらい歩いた。夕方かくらいから論文を書いた。やっとモデルの設計方法にたどり着いた。休みのうちにあのテーマの論文と、マテメソの文章は書いてしまいたい。
 祖母の家が歩いてすぐにあるのに、結局2回行ったっきりだったのを後悔する。休みならもっとやり方あったかも知れない。自分が楽しくなる方法も知らず、生活の余白に入れたのは、結局仕事の原稿だった。それに自分の浅はかさを感じた。まだ、上手く言い表せないけれど、私は天才肌でもめちゃくちゃ賢いわけでもないのに、研究でご飯を食べていることになる。仕事と、自己研鑽と、趣味の3本柱があり、どんな自分も勉強や仕事をしていなければ許せないように思っていた。
 趣味として同人活動を今更やり始めると、こんなことも知らないでここまで生きていたんだ、と思うことが多かった。人の繋がりを断絶してまで、やるべきことだったのか?とか。わたしは何をして生きていたいのだろうと考えたときに、ふと山本文緒さんの日記を思い出し、最後まで趣味で書いていたい、と思った。
 研究という仕事は、わたしにとっては刺激的で、本当に面白い。コーディングしていると、自分で絡んだ糸を解くような、真っ暗闇に落ちるような、海に潜るような感覚になる。その海や闇に落ちている間は、時間が止まったみたいで、その時間が本当に好きだ。何かの結果をわっと掴んだ時、光が差したかのようになる。そして、(あるデータに対して)地球上で初めて結果を知った人になれる。その一瞬に差す光が好きだ。ただ書いているだけでは得られない、あのドーパミンがふつふつと湧き出すのこの瞬間を大事にしたい。
 ただ、それだけではキャリアプランとは言えないので、Notion でリレーショナルデータベースを作って今年の目標を書いた。今年こそいい年になりますように。死にたいとか生きたいとか思いませんように。